この記事はこんな人に向けて書いています。
ども!ホシノです!
僕は2012年にスマホを購入してからは、ソシャゲにドハマリしました。
定期的にもらえる魔法石に、魅力的なキャラクター。
そして課金をすればするほど、強くなれるシステムに刺激を受けて、これまで50万近く費やしたほど(自称微課金)
とはいえ、ソシャゲをやっていると、ふと疑問に思うことがあります。
「いつまでもこんなゲームしていて、いいのだろうか…」
「今まで使ったお金と時間は、どれくらいなのだろうか…」
「ダンジョン周回して、強いキャラ引くだけ。これじゃ作業じゃん…」
というように、ストレスを感じることがあります。
そして不満が溜まり、2019年にソシャゲ引退。スマホから全てのゲームアプリを消して、半年ほど経ちます。
しかし、ソシャゲを辞めることは簡単なことではありません。
寝る間を惜しみ、給料を削り、身を粉にしてゲームに捧げてきた人にとっては、なおさら大変でしょう。
そこで今回は、僕がソシャゲを辞めて得られたことについて、お話します。
この記事でわかること
- ソシャゲを引退して得られること、後悔すること
- ゲーム中毒から脱するコツ
参考までに、今まで僕がやったゲームは、パズドラ、グリムノーツ、ウチ姫、PUBG、ラグマスなど。
一番課金したのはパズドラですが、依存度が高かったのはPUBGです。
「どうしてもソシャゲが辞めれない…!」という人はぜひ参考にどうぞ!
ソシャゲを辞めて得られる7つのもの。引退するメリットとは
結論から言えば、ソシャゲを辞めた今では、心の底から「良かったな~」と感じています。
というのも、ソシャゲを引退して以下の7点を得られたからです。
- 1日4時間の余裕ができた
- スマホへの依存が減った
- 心のゆとりが増えた。周りに振り回されなくなった。
- 貯金が増えた
- 首の痛みが減った。健康に気を使えるようになった。
- 友達との会話を楽しめるようになった
- 他に熱中できる趣味を見つけられた
それぞれ解説していきます。
メリット1.1日4時間の余裕ができた
僕がPUBGにハマッていた頃は、平日は1日3~4時間、休日は10時間以上プレイしていました。
平日は仕事があったのですが、家に帰ってからは即ベッドイン。
そこから夜通しPUBGをプレイしたことも少なくありません。
さて、PUBGはもちろんソシャゲを辞めてから、これらの時間が一気にフリーダムに。
今ではこの時間を使って、読書や映画鑑賞に費やすことができています。
後述しますが、ソシャゲ→映画への趣味移行はかなりオススメ。
映画を見る2時間と、ソシャゲの2時間では、濃度がだん違いです。
ソシャゲって簡単に時間が溶けてしまうんですよね。
「あー忙しい!」とか「時間がない!」と言っている人ほど、意外とソシャゲにハマッているもんです。
あなたも「忙しい」を口癖にしつつ、現実から目を背けてソシャゲをやっていませんか?
ソシャゲを辞めたら、物理的に一気に時間が増えますよ。
初めはこの暇時間に戸惑いますけど、「なにかに追われている」感覚が減るのは間違いありません。
時間の余裕は、心の余裕だと思います。
メリット2.スマホへの依存が減った
ソシャゲ中毒になると、スマホへの依存度もめちゃくちゃ増します。
たとえばゲームで、高難易度のダンジョンをクリアしようとつもりが、あえなく惨敗…。
「攻略動画をyoutubeで見ようしたら、気づいたら、全然関係のない動画を見ていた」という経験はないでしょうか?
他にも攻略wikiを見ていたら、いつのまにかamazonでどうでもいい商品を見ていた、ということが僕はあります。
スマホを触る時間が長い分、ついつい「どーでもいい動画やサイト」を見てしまいがち。
ソシャゲ中毒になると、スマホへの依存度もハンパないのです。
ただし、ソシャゲを引退すると自然とスマホをいじる時間も減ります。気持ちの余裕も持てますよ。
メリット3.心にゆとりができる。ネガティブ思考が減る。
パズドラにハマっていた頃は、
「朝7時になったらスタミナ全開するから、その時間に起きなくては…!」
なんてソシャゲ第一にした生活を送っていました。
ゲームに振り回され、私生活をおざなりにしていたのです。
実は「スマホを触る時間が長い人ほど、幸福度が減る」という研究データがあります。
デジタル機器の利用時間が長くなるほど、またデジタル機器を利用しない活動の時間が短くなるほど、幸福度が低くなることが示されました。最も幸福度が高いのは、デジタル機器を利用する時間が1日当たり1時間未満の子供たちであることも分かりました。
僕の場合、ソシャゲに課金しまくっていた頃を思い出してみると、なんとなくいつも怒りがちで、イライラすることが多かったように感じます。
それに人間関係でもなんとなく不安を抱えて、ネガティブ思考になっていたことがよくありました。
そのせいで仕事がギクシャクしたことも…。
今ではスマホをいじる時間が1日30~60分という日もありますが、ネガティブ思考は明らかに減ったように感じます。
「なんか不安…」
「なんとなくいつもイライラしている」
そんな悩みを抱えているのは、あなたがソシャゲ・スマホ中毒だからかもしれません。
メリット4.お金が貯まる
ソシャゲ課金者が引退すると、ガチで貯金が増えます…!
お金にゆとりができたおかげで、本を買ったり、ガジェットを買ったりと、欲しかったものを手にいれられました。
ただし注意したいのが、廃課金者がソシャゲを引退すると、お金使いも荒くなります。
僕が課金していた時は、1ヵ月3~4万ほど。
1ヵ月3万以上課金していると、金銭感覚がぶっ壊れている状態で、コントロールが利かなくなるんですよね…。一時期、amazonでポチリまくっていました。
対策としては、ソシャゲ引退後に新しい趣味を見つけて、そちらにお金を使う、という方法が良いと思います。
僕は読書にハマったおかげで、お金の自制が利くようになりました。
本を読むっていいですよ。新しい発見があるし、1冊読むのに3~6時間はかかるし、値段も1000円程度。
「スマホ中毒」を脱するための良書もあるので、読むとソシャゲに課金するのが馬鹿馬鹿しくなりますよ。
メリット5.首が痛くなくなる。健康に気を使える
ソシャゲをずっとしていると、よく首が痛くなることがありました。
夜通しでPUBGをやった後には、目の奥が痛くなることも…。
一時期、首の痛みが限界をきて病院に行ったら「ストレートネックですね」と診断されたこともあります。
スマホをいじる時間が減った今では、首の痛みは軽減、肩こりも減ったのは間違いありません。
まぁ長時間のスマホが体に悪影響なのは、よく聞く話です。
スマホを見るために、視線を下に落とす。
そして首へのストレスを与え続けてしまう人は多く、デスクワーカーの人でも首の痛みに悩む人は多いです。
僕は理学療法士として病院で働いていたため、「長時間のデスクワークやスマホいじりがどれほどヤバいのか」わかっていたつもりですが、ソシャゲ中毒になった自分の体でそれを実感できました。マジで猛省です。
ですから今、首や肩に不調を抱えている人は、ソシャゲが原因かもしれませんよ。
メリット6.友達との会話を楽しめる
ソシャゲにハマりまくっていると、友達と話す時間すら惜しくなるんですよね…。
「友達と飲み会?ゲームしていた方が楽しそう…」
なんて思考になり、人と過ごす時間や会話が楽しめなくなります。
飲み会でトイレに行って、こっそりゴットフェス…なんて経験もありました。まさに中毒症状。
頭の中はソシャゲのイベントや、新しいキャラのことで夢中な時に、友達との会話なんて楽しめません。
しかし、友達付き合いは大切です。
10万かけて手に入るレアキャラよりも、一生付き合える親友のほうが貴重だと思いませんか?
ソシャゲを引退してからは、「スマホをいじるよりも、今の時間を楽しもう」という思考に切り替えられるようになりました。
なんだかいって、人付き合いは大切。
難しいダンジョンを攻略するよりも、友達との会話で得られることの方が多いです。
友達と過ごす時間はプライスレスだと思います。
メリット7.他に熱中できる趣味を見つけらる
ソシャゲをしていると、ついつい視野を狭くなりがちです。
仕事から帰ってくれば、スマホをいじり、ご飯を見ながら攻略サイトを見て、アップデートが来たらtwitterで情報収集…
とまぁ、ゲーム第一の生活になってしまう人は非常に多いでしょう。
「趣味?好きなこと?そんなのないけど、ゲームやってるのは好きかな」
くらいに僕も考えていました。
引退した今では、いろいろなことに興味を持てるようになって、趣味も充実。
たとえば映画です。
ソシャゲと比べれば、依存性は高くないですが、映画によってはクッソ面白いものもあります。
有名ですが「ショーシャンクの空に」とか名作すぎ。「バタフライエフェクト」も切なすぎでしょ…。今まで映画に触れてこなかった自分を殴りたい。
それにスマホをずっといじっていた生活をしていたので、ゲーム辞めてもなんとなく手元が寂しいんですよね。
タバコを辞めた人が、口元が寂しい感じに似ているかも。
そんな時にスマホを使って、映画を見て気を紛らわすことができました。
ソシャゲを引退しても、再びゲームをインスト→中毒化する人もいるので、スマホでできるゲーム以外のことを趣味にできると、引退に成功しやすいです。
僕は映画にハマりましたが、読書や動画なんかもオススメ。
ただしゲームの実況動画を見ると、またやりたくなってしまうので、実況動画だけは注意!
ソシャゲを辞めて失ったもの。引退するデメリットとは
ぶっちゃけ、ソシャゲを引退するデメリットは「ほとんどない」というのが、僕の感想です。
ソシャゲをアンインストールする前までは、
「今まで課金したお金がもったいないのでは?」
「これまで何時間も費やしてきたんだし、それがムダになる…」
と考えて、かなり躊躇していました。
しかし「このままダラダラと続けても、時間を浪費するだけ…」と思い、2019年7月に全て削除してみましたが、思いのほか気分が良いです。
人によっては
「ソシャゲが気分転換になるんだけど?」
「息抜き目的でやっているから、それがなくなるのはちょっと…」
と言う人もいるでしょう。
確かに気分転換目的で、ソシャゲをやる気持ちもわかります。僕もストレス発散目的でやっていました。
でも「本当にストレス発散できてる?」って昔の僕に言いたい。
「課金してガチャして、欲しいキャラ来なかった時でも、気分転換になる?」
「ドン勝狙いでゲームして、開始1分でヘッドショットされても、ストレス貯めない?」
そんな言葉を以前の僕に言いたいのです。
ソシャゲはランキング形式や、プレーヤー同士を競わせるシステムが整っています。
負けた時にはストレスフルになりやすいため、ソシャゲに「気分転換」を求めるのは、本末転倒になりやすいです。
ハマりすぎるソシャゲは百害があって一利なし。引退して困ることはほとんどありませんよ。
どうしてもソシャゲが続けたい?そのゲームが永遠に続くとは限りません。
ここ最近のソシャゲ業界を見ていると、ハマっているゲームが永遠に続くとは限らないように思えます。
プレイヤーが引退を決意するより前に、運営がサービス終了する可能性も十分あるのです。
たとえば戦国コレクションや世紀末デイズ、モン娘にインペリアルサガ…。これまでに終了したゲームは数え切れません。
というのも、どのソシャゲも新しいキャラ、武器を出して→ガチャ(課金)というビジネススタイルを取っているので、ワンパターンになりがちなんです。
ユーザーからも飽きられやすく、1度人気が落ちると、そのままサービス終了への破滅の道を進んでしまうことが、よくあるからです。
という人もいますが、スクエニが出した「叛逆性ミリオンアーサー」も早々とサービス終了してしまった現実を見ると、大手でも終わる時はあっけないんだな…という印象を持ちます
つまり自分がどんなにお金と労力をかけても、運営がサービス終了したらそこで終わり。
課金したお金も、寝る間を惜しんで浪費した時間も戻ってきません。
やはり「データに課金する」のは、長い期間で考えるともったいないのかも。
モノとして形に残るわけでもなく、後悔だけが残ってしまうかもしれませんね。
まとめ:まだソシャゲに振り回される生活を送りますか?
今回の記事で伝えたいことをまとめると、以下になります。
まとめ
- ソシャゲを辞めたら1日4時間以上の余裕ができました
- 「忙しい」と口癖にする人ほど、スマホに依存しがち
- 引退するとスマホへの依存も減る。心のゆとりが持てます
- 生活費がカツカツな人はソシャゲを辞めるべし
- お金が溜まります
- 首が痛い?頭が痛い?それ、ソシャゲが原因かも
- 僕はスマホを見すぎてストレートネックになりました
- 友達と遊んでいる最中に、イベントが気になりだしたら注意
- スマホでできるゲーム以外の趣味を見つけましょう(映画がオススメ)
ソシャゲを辞めることは簡単なことでありません。
特に課金額が100万以上の人や、何百時間も費やしている人にとっては、なおさらアプリの削除は難しいかもしれません。
しかしゲームは本来、プレーヤーを楽しめるもの。
惰性や作業でゲームを続けているほど、つまらないものはありません。
飽きているにも関わらず、デイリークエストが作業化しているほど、時間のムダなことはないのです。
ぜひソシャゲの呪縛から脱して、気持ちの余裕を手に入れましょう。
悪習慣を断ち切るノウハウ本もオススメです。
特にDaiGoさんの本は、普段本を読んていない人でもクッソ読みやすくて、頭にスラスラ入ってきます。